The Challenge
約10年ぶりとなる新作焼酎「千亀女」シリーズの発売にあたり、伝統と革新の融合をどうパッケージデザインで表現するかが課題となっていました。長期間新作が出ていなかった分、市場やファンの期待に応えるだけのインパクトと、ブランドとしての一貫性を両立させる必要があり、既存ファンを失望させないデザインの慎重さも求められる状況でした。鹿児島県の地域ブランドとして、地元での評判と全国流通の両方を意識する必要もあり、限られた予算の中で完成度を高める工夫も欠かせありませんでした。
Our Approach
副業としてマーケティング支援に携わりながらパッケージデザインを担当しました。ラベルとボトルのデザインを通じて「伝統×新挑戦」というテーマを表現し、約10年という時間の重みと、新作としての挑戦的な姿勢の両方が伝わる構成を組み立てました。鹿児島県の焼酎ブランドとして、地域性を損なわない範囲での新しい表現を探り、棚に並んだ際の視認性と高級感のバランスについても検証を重ねました。
The Result
10年ぶりの新作という節目として、伝統的な焼酎ブランドが新しい挑戦を打ち出す際のデザインアプローチの一例となっています。当時副業という立場でありながら、ブランドの節目を担う重要な役割を果たすことができ、地域の酒造ブランドが世代交代や新展開を図る際の参考例としても位置づけられ、限られたリソースでも高い完成度を実現できることを示した案件にもなりました。
Project Information
Client: Wakashio Shuzo
Design: Satoru Shimizu
