音を楽しむ家具「XYLOPHONE CHAIR」

The Challenge

大阪府八尾市のものづくりの魅力を全国に発信するYAOYA PROJECTから、木琴・子ども椅子・踏み台として使える3WAYの多機能家具の開発が求められる状況でした。一つの産地が持つ複数の技術をどう一つのプロダクトに統合し、世代を超えて使われる製品として成立させるかが課題であり、子どもの成長段階によって使い方が変わる点も設計上の難所でした。地域ブランドとして発信する以上、地域外の生活者にも価値が伝わる必要とされていました。

Our Approach

オクノテは製品コンセプトとデザインの開発を担当しました。楽器メーカーである株式会社こおろぎ社の音響技術を採用した音色設計を行い、無垢材とアイアンという素材を選定したうえで、世代を超えて使い続けられる耐久性のある設計をまとめました。子どもが小さい時期は木琴や椅子として、成長してからは踏み台としても使えるよう、用途の切り替えを意識した構造にしました。八尾市の複数事業者の技術をひとつのプロダクトストーリーへ統合する調整役も担いました。

The Result

産地の技術を活かした新商品開発を実現し、地域ブランドとものづくり企業による共創事例として成立させることが成果となりました。木琴・椅子・踏み台という3つの機能を一つの家具に統合したことで、八尾市のものづくりの技術力を直接体験できるプロダクトとして発信する土台を作りました。地域の複数事業者が連携する産地ブランドの一つの成功取り組みとなり、他産地のものづくりプロジェクトからも企画手法として参照される事例になりました。

Project Information

Client: Tomoyasu Seisakujo
Design: Satoru Shimizu

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